会社案内 (近況)

2011 Q3   2011 Q4   2012 Q1

2011/12/26 社内ミーティング (川井)

本業再開的な

K:「おー、これが久々の新型ですね。G9C って名前にするんですか?」

F:「ちがう。ただの基板名。」

K:「C ってなんですか?」

F:「まぁいいんだよ。で、これを Micro-ATX サイズのボードに 8 枚載せて売る。 そうするとケースの選択肢も広がるだろう。」

K:「で、電源いれたら一発で PCIe デバイスとして認識されたんですよね。 しかも Cyclone IV GX だから Altera は x4 までしかサポートしてないのに、 当社独自開発のコア GPCIe を入れたら x8 で動いたんですよね (読者向けの説明的セリフ)。」

F:「そうだ。」

K:「さすが俺」

F:「さすが俺」

K:「性能とか値段とか発表するのはもうちょいあとにしますかね。」

F:「来月末くらいかな。」

2011/12/23 GPCIe SP をリリース

当社独自開発の PCI Express IP コア GPCIe に 新しいラインナップ GPCIe Single Project (以下 SP) を追加しました。

GPCIe SP は IP コア GPCIe を中心に、PCI Express 機器開発を支援する各種 の回路データ、ソフトウェア、技術サポートなどをまとめた開発パッケージで す。本パッケージは単一の PCIe Express機器開発プロジェクトでの使用を前提 とし、単一の FPGA デバイスのみに対応した IP コアを提供します。

サポートするデバイスとしては、従来のStratix II GX、Arria GX、Cyclone III などに加え、新たに Stratix IV GX, Cyclone IV GX を追加しました。

2011/12/12 社内ミーティング (川井)

高齢化社会に向けて

F:「この前のバグは、去年の今ごろに修正してもらったんだよな。」

K:「ええ、そうですね。」

F:「修正を確認しないまま放置しておいたのがマズかったか。」

K:「メモとか残ってるんじゃないですか?」

F:「ノートに記録は残してるが、そもそもバグを直してもらったということを完全に忘れてた。」

K:「ぼくは仕事内容ごとにファイルを分けて履歴をメモしてますけど。」

F:「ファイルは駄目だ。どこに置いたかわからなくなる。」

K:「決めたディレクトリに置いとけばいいじゃないですか。」

F:「いつもコンピュータにアクセスできるわけじゃない。」

K: (あーいえばこーゆーなぁ)

2011/11/28 社内ミーティング (川井)

OSI 第 8 層と第 9 層の乖離、的な、

F : 「やっぱり CUDA で書かなきゃならないのは足かせになるなあ。」

K : 「C とか C++ じゃないってことですか? そうかなぁ」

F : 「いや、言語の問題じゃなくて、アーキテクチャを意識してコーディングしなきゃならないということが。」

K : 「それは x86 だって同じでは?」

F : 「汎用機はみんな慣れてるからいいんだよ。まぁせいぜいベクトル化くらいまでだな。科学者がやるのは。」

K : 「それ以上はマニア、、、じゃなくてコーディング専門の人たちに任せるしかなくなって、」

F : 「そうすると計算する人とコード書く人との乖離が問題になるわけだ。」

K : 「で、どーなるんですかね、、、」

F : 「という話は置いておいといて、もうちょっと (以下前回とおなじ)」

2011/11/14 社内ミーティング (川井)

夢を語る漢たち、的な

F:「放射線計だけじゃなくて、iPhone にもっと色んな機器をつけられないか?」

K:「機器?」

F:「たとえば健康機器。超音波で内臓みて体脂肪測るとか。」

K:「センサはどうするんですか?」

F:「秋葉とかに売ってるだろ。」

K:「で、信号はまたオーディオ端子からアナログのまま取り込むんですか。うーん」

F:「まぁ暇だったら作っといて。という話はおいといて、もうちょっと現実的な話題のARMについてだが、、、」

2011/10/31 社内ミーティング (川井)

たまごっちに関する考察

K:「エステーの買ってみました。」

F:「ちゃんと作ってあるな。」

K:「ですね。」

F:「だが、うちが製品出してから何ヶ月遅れだ?」

K:「半年弱ですね。大企業だから仕方ないのでは?」

F:「そうだな。むしろもっと大きな会社だったら作れなかったかもな。」

2011/10/11 社内ミーティング (川井)

NeXT の Jobs とか次の仕事とか

F:「おう、ショックでやる気出ないのか?」

K:「ん? あぁ、Jobs ですか。まぁ仕方ないですよ。ぼくの周りも癌とか白血病おおいし。」

F:「ところで新しい回路はこれでいいか?」

K:「たぶんここにパスコンが必要ですね、それから(詳細略」

F:「電池は単三でいいか?」

K:「はい。実験して、特に問題はありませんでした。感度は結局 10 倍にするんですね。」

F:「そうだ。」

K:「半端だなぁ (前回の議論に戻る)」

2011/10/01 GAMoV アナライザー 2.0.0 リリース

スマートフォン向け放射線カウンター GAMoV 用ソフトウェア、 「GAMoV アナライザー」バージョン 2.0.0 をリリースしました。 このバージョンでは新たに「ベクレルメータ機能」を追加しました。

GAMoV は空間放射線の強度を測定する機器として開発されましたが、今回 ソフトウェアを拡張し、土壌などの試料が持つ放射能を測定するための「ベク レルメータ機能」を追加しました。この機能を用いると、指定の大きさの容器 (タッパーウェア) へ入れた試料の、質量当りのベクレル値 (Bq/kg) を測定で きます。時間当りの放射線検出数 (CPM) から Bq/kg への換算、背景放射線相 当分の差引き、統計揺らぎに起因する検出限界 (検出可能な放射能の最小値) の算出などは、ソフトウェアによって自動的に行われます。

ただし一般的なベクレルメータに比べて測定の検出限界が高いため、高精度での測定は行えません。 例えば東京近郊における測定の検出限界は、1 時間の測定で 3000 Bq/kg 前後、 まる 1 日の測定で 500 Bq/kg 前後となります。

このため、国の定める食品放射線の暫定基準値 (食材によりますが、いずれも 数百 Bq/kg 以下) に近い放射能を測定することは、不可能ではありませんが、かなり困難です。 基準値を大幅に上回る食材を避けるために大まかな測定を日常的に行う、といった用途に向いています。

GAMoV アナライザーは Apple 社 App Store にて 無償配布中です。